ライフプランシミュレーションのメリットとおすすめソフト!

ライフイベントに必要な額を事前に知っておくことはとても重要です。

考え方はそれぞれであり、生き方もそれぞれですが、人生において個人で生きていく必用もあるためです。

ライフプランシミュレーションのおすすめソフトを紹介していきますので参考にして頂ければと思います。

 

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・社会保障制度の変化

・雇用関係の変化 ⇒ 終身雇用制度の衰退

・ライフスタイルの変化 ⇒ 人生100年時代の長寿化

・家族形態の変化 ⇒ 単身世帯の増加 など

 

こうした変化に対応するために「自分の生活は自分で何とかするしかない!」「国や会社は人生を守ってくれない!」

 

という意識を持って人生設計を考える必用があり、生涯のお金を計算することで安心感のある人生を送れるようになります。

 

そのための一助になればと思い、人生にかかる費用の概算とオススメのライフプランのシミュレーションサイトを紹介していきたいと思います。

 

まず初めに人生のライフイベントと4大支出について説明していきたいと思います。

これらの支出については、ある程度の予算を把握することで、イベントに対する満足度が変わってきます。

 

 

 

1 主なライフイベントと費用

 

(1)子供の教育費

   子供の教育費(自宅通学の場合)

   ・幼稚園~高校(公立の場合)541万円

   ・幼稚園~高校(私立の場合)1830万円

   ・大学(国立の場合)    243万円

   ・  (私立の場合)  431万円~3311万円

 

教育費について考えること

・子どもをどう教育する

・習い事はさせる?

・仮に大学まで通わせるとしたらどれくらいお金がかかる?

・教育資金はどう貯めておく?

・教育ローンは使う?

・奨学金は使う?

 

(2)住宅購入

   住宅取得必用資金(全国平均)

   ・自己資金  427万円

   ・購入価格  3,574万円

 

住宅取得の計画を立てるために考えること

・いつ家を買う?

・いくらの家を買う?

・どんな住宅ローンを組む?

・住宅取得に際し、どんな税金がかかる?

・引っ越し費用や火災保険料はいくらかかるか? 

 

(3)結婚

   ・結納から新婚旅行までの結婚費用総額 461,8万円

   ・子供の結婚資金援助         187,8万円

 

 

(4)セカンドライフ

   ・セカンドライフの生活費(60代平均) 22,1~36,1万円(月間)

 

老後資金の計画を立てるために

・セミリタイヤ(早期退職)をする?

・定年後も仕事はしたい?

・年金はいつ、いくら貰える?

・老後の資金はどう貯めるか?

・介護費用をどう貯めるか? 

 

2 人生の4大支出

 (1)教育費

    幼稚園~高校(オール公立) 541万円

            +私大文系 431万円

 

 (2)生命保険料等

    1世帯あたりの年間払込保険料  平均 38.2万円(月額3.2万円)

 

 (3)住宅費

    建売住宅 平均購入価格  3574.8万円

         自己資金 426.8万円(返済額10万円/月)

 

 (4)退職後の生活費

    高齢無職世帯の実支出 26.4万円/月

    24年間で 計 約7600万円

 

 

3 各支出への備えの例

 

(1)教育費についての備えはこちらを参考にしてください

 

 

www.sayu-murisinai.com

 

www.sayu-murisinai.com

 

(2)保険料等の削減方法について

 

保険料を減らす際に必用なことは、公的なサポートの内容を知ることです。

医療費については、高額療養費制度により、所得に応じて医療費の限度額が定まっていますし、死亡後については、遺族年金等により生命保険とは別に家族に収入を残すすことができます。

 

万が一の際、「もらえるお金」と「かかるお金」を把握しておくことで保険料を減らしつつ、不安を解消することができます。

 

 

 

www.sayu-murisinai.com

 

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(3)住宅ローンについて

 

住宅ローンを組む際に気を付けてほしいことは、維持費(固定資産税・火災保険・地震保険)が思ったよりかかるということです。

 

以下を参考にして欲しいのですが、住宅ローンの支払いについては、毎月の支払いが予定より余計にかかることを念頭に予算を組む必用があります。

 

www.sayu-murisinai.com

 

(4)退職後の備えについて

 

4大支出について、上記の例を参考にしつつ貯金を増やすことを前提にお金に余裕を作って頂きたいです。

 

余裕資金ができたら、次はイデコ(iDeCo)、積立てNISA等で運用を始めてみるのも更なる老後の安心感を得るために有効な手段かと思います。

 

 

4 おすすめのシミュレーションサイトについて

 

現状把握におすすめのサイト

 

「ライフプランニングシミュレーション」スルが銀行のダイレクトワン支店

 

 

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ここがオススメ!

・「出費/収入」の項目を一番多く指定できる

・「月給とボーナス」を分けて設定できる

・家具の買い替えや趣味など「ライフイベント」を細かく設定できる

・キャッシュフロー表があり、お金の流れを数字で把握しやすい

・介護になった時や早くに死亡した場合の「もしもの場合」の試算もできる

 

ここが良くない!

・「年収」などの設定が手打ち入力なので面倒

 

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手打ち入力が面倒なこと以外は、1番細かく設定できるツールでとても使い勝手が良いと思います。

「図と数字」で、現状を事細かく把握するのにぴったりのツールです。

 

しかし、銀行のツールなので「現状把握からの投資につながる提案」はないのは仕方ないと思います。

 

www.surugabank.co.jp

 

 

投資先の提案におすすめ

 

「ライフプランシミュレーションツール」松井FP~将来シミュレーター:松井証券

 

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ここがオススメ!

・「年齢や年収」がプルダウン入力で設定しやすい

・ライフイベントだけを抜粋した「タイムライン」が表示されて分かりやすい

・「家計診断」がついているので、現在の家計の見直しがすぐにできる

・「ロボアドバイザーによる無料相談を受ける」を選ぶと「自身のリスク許容度と判定」と「ポートフォリオの提案」、「具体的な商品の例示」が受けられ、投資につなげやすい

 

 

ここが良くない!

・キャッシュフロー表があると、より収支の流れがわかりやすい

 

 

 

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入力できる項目が多く、結果も見やすいうえに、理解しやすい仕様になっています。

結果からいかに投資や家計改善につなげられるかについての具体的な商品の提案までしてくれるのは、松井証券のツールのみです。

 

www.matsui.co.jp

 

まとめ

 

「未来のことなんて分からない」なのではなく、「分からない未来があるからこそ、計画が必用になる」ことをお伝えできれな幸いです。

 

資産形成の基盤を作るためにも、今のうちからライフプランニングに取り組んでみましょう。